はじめに
VSCode を利用し始めてかれこれ1年くらい経ちますが、基本的なものを除いていまいちショートカットが覚えられません。
JetBrains 系のエディタのプラグインにある Key Promoter X の VSCode 版を導入してみたのですが、結局正しいキーはなんなのかがわからずうまくいきませんでした。
これに対し、 Which Key という拡張機能を使うことでショートカットを覚えずに、ショートカットを活用できるようになったので紹介します。
WhichKey とは
WhichKey は VSpaceCode という Spacemacs ライクなキーバインドを実現する拡張機能が提供している拡張機能です。
キーバインドに対応したコマンドパレット / チートシート機能を提供します。もともと Emacs に搭載されている機能を VSCode の拡張機能として実装したもののようです。
インストールと初期設定
VSpaceCodle をインストールしても Which Key は導入されますが、 Whichey 単独でもインストールすることができます。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=VSpaceCode.whichkey
私の場合は VSCode NeoVim を利用しているので、以下のようなキー設定を追加して、 cmd
+ space
で Whichkey が起動するようにしています(alt
+ space
は Raycast ですでに使っていた)。
メニューのカスタマイズ
表示されるメニューは settings.json で編集することができます。
1つのキーに対して1つのアクションを指定する場合は以下のように設定します。
またショートカットキーをネストさせることもできます。その場合は次のように設定します。
WhichKey 自体の設定
WhichKey 自体の挙動を settings.json に指定できます。 冒頭の初期設定で述べた、 whichkey.show もその一例で、すでに説明した通り WhichKey を起動するためのコマンドです。
その他の細かな設定については Reference | VSpaceCode をご参照ください。
わたしの Which Key
こんな感じの key bindings を設定しています。
おわりに
WhichKey は見た目もスッキリしているし、ショートカットを忘れずに済むのでおすすめです。ぜひ使ってみてください。